よくある質問ですが、冬の室温は何度ぐらいが良いですかと聞かれます。室温は22~23℃くらいがよいでしょう。湿度は50~60%を保つようにしてください。また留守番をさせる場合、たとえ短時間であっても事故、火災、やけどなどの防止のため、石油ストーブやガスストーブは止めて下さい。その場合、ハウスや寝床に毛布などを敷くようにしてください。石油ストーブやガスストーブを使用していると、床などの下側に炭酸ガスがたまりやすいので十分な換気も忘れないようにしてください。ストーブに近づきすぎてやけどをすることがありますので、ストーブの前にガードの網などをしてください。 

 床暖房やホットカーペットに長時間直接寝ていると低温やけどを起こすことがあります。接触している部分が温まりすぎないようにタオルなどを敷くなどしてください。

 散歩に行く場合、犬種によっては洋服や防寒コートを着せてください。特に短毛種は寒さに弱いので、震えたりして体調を崩し、免疫力が低下し下痢や感染症等を引き起こすことがあります。なるべく昼間の温かい時間に散歩ができると良いでしょう。外でしかトイレをしない習慣のある子は、雨や雪の日には帰ってきたらすぐにバスタオルやドライヤーを使ってよく乾かしてあげてください。

 冬になると体重が減少する子がいますので、散歩の時間を減らす、散歩時に温かい洋服等を着て散歩するとかしてください。そのためにこまめに体重を測ってみてください。