レッグペルテス0001.jpgレッグ・ペルテスは大腿骨頭の非炎症性無菌性壊死と定義される病気です。成長期・成長期後の若い犬に多く、大腿骨頭への血流が阻害されることにより骨頭が壊死をおこし、骨頭や骨頸部の不整形が起こります。その原因ははっきりわかっておりませんが、遺伝的要因、ホルモンの影響、骨頭への圧力の増加などが考えられます。

症状は患肢を痛がり、そのため十分な負重をしない歩行が見られます。またひどい場合は患肢の拳上も見られます。

レッグペルテス0000.jpg治療は大腿骨頭切除術を行なうことが一般的です。大腿骨頭切除術は骨頸部から骨頭にかけて取り除く手術です。体重の軽い小型犬が多いので、術後取り除いた関節には線維組織による偽関節が形成され、1~3か月後には十分な歩行機能を取り戻すことが出来ます。回復には個体差があります。犬は3本肢で歩くことに慣れてしまい、痛みがなくてもわずかな違和感で患肢を使わず拳上してしまいます。回復の遅い犬は術後1か月ぐらいを目途にリハビリを開始してもらい、患肢を使うことを再認識させる必要があります。リハビリは毎日5-10分位家でしていただくだけで十分なものです。まずは後肢2本で立たせ、後ろへ下がらせます。そうすると犬は左右交互に肢を使い始めますので、これを繰り返し5ー10分位行ってください。